Open
Watcomは米国Sybase社が公開したオープンソースです。以前は商品として販売されていたものです。C/C++とFortranのコンパイラ開発環境で、IDE、デバッガ、リソースエディタなど、ひと通りのツールが用意されています。使用できる環境は、Windows、MS-DOS、OS/2やLinuxなど、多くのホスト環境で、さまざまなOSで走るプログラムが作成できます。
「Open Watcom
C/C++日本語化プロジェクト」は日本人に都合が良いように修正してみようという計画です。使ってみるとまだまだ不具合があります。Watcomに関する資料はほとんど見当たりません。現状を改善する活動があってもいいのではないかと考えました。
Open Watcom C/C++ 日本語化プロジェクト版は、Open Watcom C/C++ ver.1.7a(http://www.openwatcom.com/)を元に日本語環境で使用できるように部分的に修正を施しました。(*ver.1.8-J001ではIDEを英語表示にもどしています)
特筆すべき修正箇所は、Linux環境でも難なく日本語が表示できるようにコンパイラを改良した点です。 新しいコンパイラ・スイッチ(-zk0u8)を用意し、Shift-JISをUTF-8に変換する機能を追加しました。
【
最新情報 】