そのまんまプログラミング
 data2html

 4.障害対策

Unicode対応

 

データ・ファイルは文字コードの Unicode を使用している場合があります。 デフォルトでは ANSI に設定されていますので、 Unicode のデータ・ファイルを読込むと文字化けが発生したり、途中で処理が中断されたりします。 そこで、data2html では設定ファイルで Unicode に対応しています。

設定ファイルの名称は data2html.INI です。 data2html プログラム本体のdata2html.exe と同じディレクトリにあります。 この data2html.INI をメモ帳などのエディタに読み込みます。 項目名が Unicode の値を 1 に設定すると Unicode のデータを読み込めるようになります。 デフォルトでは設定値は 0 で ANSI の設定です。 

また、 Unicode の値を 2 に設定すると自動的に ANSI と Unicode を判別して読込むようになります。 データファイルの文字コードが未知の場合に便利です。 ただし、自動判別は精度が低く満足いく結果がでない場合があります。 事前に文字コードがわかっている場合は、 0 か 1 のどちらかを指定してください。 多くの場合、 ANSI を使っているようです。

 
   
data2html.INI の修正方法

@ data2html を起動している場合は一旦終了してください。
(動いている時に設定ファイルを書き換えても文字コードの設定は変わりません。)

A data2html.INI をメモ帳などのエディタに読み込みます。
 data2html.INI はdata2html.exe と同じディレクトリにあります

B 文字コードを Unicode に設定する場合は、 Unicode = 0  を Unicode = 1  に書き換えます。
自動判別にする場合は、 Unicode = 2  にします。


(例)

[Form]
Top=62
Left=147
Width=830
Height=631
InitMax=0
[Attribute]
FontName=MS ゴシック
FontSize=9
FontStyle=0
DataForm=1
Unicode = 1
 

C 設定値を修正後、data2html.INI を上書き保存します。 

D data2html を再び起動します。 ステータスバーに UNICODE と表示されていれば、Unicode の設定は成功です。 また、自動判別の 2 に設定した場合は AUTO と表示されます。

 

 

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